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2014 鎌倉時間-夏の終わり [散歩]

小指の骨が折れているなんて
つゆ知らず・・・

お盆の15日
毎年恒例の鎌倉散策。

今年は台風の影響かしら
風も吹いていて
差ほど暑さを感じなかった。

鎌倉に到着して
まず行ったところは
おんめさま【大功寺】ではなく
裏のギャラリー。

ちょっと珍しい”マルタガラス”の作品展が開催されてたの。
マルタ島の美しい情景が
マーブリングしたガラスの中に封じ込められている。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140815/kng14081503260003-n1.htm


安産にはもう、ご縁もないが
一応、”おんめさま”参拝し
バスに乗って、いよいよ鎌倉宮へ。

鎌倉宮が目的というよりか
一年前のブログにも書いた
少し脇道それたところにある
 【護良親王】のお墓参りが目的。

相変わらず
人を寄せ付けないような 神聖な空気が漂う深い森。
護良親王の墓.jpg
高所恐怖症気味の私にとって
絶対後ろは見たくない高い階段。

せっせ、せっせと前だけ見て登る。
私にとって年に一度の体力テスト。

忙しすぎてここ最近
ヨガにも行けてないから
やっぱり去年より
一気に登り切るのはきついわ。

はじめの長~い階段を登り切ったあたりで一息つくと
緑の風がほんとうに心地よい。

頂上の護良親王お墓の前で
お線香つけて

「また一年経ちました。
どうか、まだまだ続くこの戦いに
挫けることなく、頑張れますように・・・」

ここって、かなり不気味なスポットだから
めったに人に出くわすこともない。
この日は珍しく
私の後に高校生ぐらいの
女の子が一人で登ってきた。


いつもなら、この後のルートは
竹寺【報国寺】なんだけど
この日は浄妙寺に向かった。
浄妙寺.jpg
美しい銅葺きの屋根。

浄妙寺境内の高台に素敵な洋館があって
イングリッシュガーデンを眺めながら
テラスでお食事ができるレストラン”があるの。
石窯ガーデンテラス”http://www.ishigama.info/

お盆休み真っ只中
相当混んでると覚悟を決めて行ってみると
案の定、待ちのお客さんがいっぱい。

ただ、入口から庭側のテラスを覗くと誰一人いなくて

「今日はテラスは開放してないんですか?」

「いいえ、外はお暑いので・・・
よろしければ、すぐにご案内いたします。」

冷房でガンガン冷やしてる部屋より
多少暑かろうと
風もそよぐこんな日は
絶対、テラスが良いに決まってる。
鎌倉ビール.jpg
炭酸が苦手でめったに飲まないビールだけど
こんなシュチエーションだと最高!
豆スープと焼きたてパン.jpg
石窯で焼いたパンはなんとも香ばしく
優しい味のお豆のスープ。
鎌倉野菜とフロマージュ.jpg
野菜とチーズの盛り合わせ
色とりどりで美しく、美味しい!
魚介のポワレ.jpg
本日のお魚料理 さわらとホタテとカニツメのポワレ
石窯プリン.jpg
石窯で焼いたプリン!
今流行りの柔らかいプリンじゃないのがGood!

夏風に吹かれながらの
テラスでのお食事は大正解!


私の後に続々とテラスにお客が流れてきて
かなり賑やかなになってきたから
そろそろ、いつもの報国寺へ移動。

のんびりお抹茶 頂こうと思いきや
すっかり、人気スポットになってしまってる報国寺は
お茶会ラッシュ。

ひとまず、本堂裏の枯山水を観賞。
報国寺 葉けいと.jpg
昨年は葉けいとが真っ赤に染まって
赤と白のコントラストが美しかったのに
今年は葉の色付きが悪い。


子供のころから竹が好きだった。
報国寺 竹.jpg
実家の庭にも竹が植えられていて
毎年、あちこちから竹の子が出るのが楽しみだった。

目にも鮮やかな若竹色は心が浄化されていくよう。
吹き抜ける風のさらさらと笹の葉を揺らす音が
時空の旅に連れて行ってくれる。

そう言えば、冬になり葉が落ち始めると
今は亡き几帳面な伯母が
ピンセットで一枚一枚 笹の葉を拾ってた。
報国寺 竹林.jpg
今日も竹林の間から見える空がなんて高いんだろう。


16時・・・もうすぐ閉館だ。
あっという間の鎌倉時間。

仕事が立て込んで
緊張の日々だったけど
タップリ休息できた気がする。


マルタガラス.jpg
記念に購入したマルタガラス-GOZO 
母へのプレゼント。



2013 お盆 [散歩]

今年も暑かった・・・
お盆休みは提出物に追われ
マリエンバードスタッフも交代出勤。
私は終戦記念日15日だけお休み。

いつもこの頃
ふらっと鎌倉に行きます。
さるすべり.JPG
本覚寺の百日紅は
見事なまでに真っ赤です。
芙蓉.JPG
暑い盛り あちこちに見られる
ハイビスカスみたいなこの花は”芙蓉-フヨウ”
槿.JPG
ちょっと似てるけど こちらは“槿-ムクゲ”

千利休と秀吉のお話にもある庭の“あさがお”は
槿のことだったとか。


今年の鎌倉は
いつもとよりちょっと姿勢を正して
行かねばならなかったところがありました。

しいて写真は載せないんだけど
悲劇の皇子として有名な
【護良親王のお墓】です。

鎌倉宮から少し先
閑静な住宅地の脇道に入ります。

あまり観光ルートとして紹介されないので
人の気配がなく
森深く長く続く石段は
人を寄せ付けない
神聖な領域って感じです。

護良親王のその凄まじい最期を想像すると
“祟り神”だの
何かが出るとかで出ないとか
不気味な噂があっても仕方ない。

私はそんなことどうでもよく
長い長い石段を踏みしめて上り
強く、強く、戦い続けたあの方に

『どうか この先 何があろうと
諦めずに戦い続けられますように・・・』

墓前にお線香を供えます。

墓前までの長い石段
手すりもなく
以前はもっと苔生して要注意な感じだったけど
綺麗になってました。

宮内庁管理らしいけど
ちゃんと誰かがメンテナンスしてるんだね。

この石段は私の体力のバロメーターでもあります。


このあと通常は
瑞泉寺に向かうところですが
報国寺“竹寺” に向かいました。
報国寺2.JPG
天高くまっすぐに聳える竹を見て
建築家を目指した人がいるんじゃないかしら。
報国寺3.jpeg
竹林を眺めながら
熱いお抹茶をいただくと
暑さが抜けていく感じがします。
報国寺1.JPG

この日は報国寺近くでランチして
江ノ電経由で車窓からの海を眺めて帰宅しました。

線香入れ.JPG
いつも携帯してる木のお線香入れ
とび徳 おはぎ.JPG
盆休み 工房出の気分転換に
ナッチャンと食べに行った
“とび徳”の手のひらサイズのデカおはぎ

[護良親王墓]
http://www.kamakura-burabura.com/meisyokamakuramoriyosisinnouhaka.htm

ずっと見てるから・・・ [散歩]

さくらみち2.jpg
先週末はお天気も良くて
絶好のお花見日和。

さくらみち3.jpg
地元「桜道」も屋台も出たりして
たくさんの人で賑わってました。

「サクラミチ」と呼ばれるところは
数多くあるけれど
ここはアスファルトの道路にも特徴があるんですよ。

よ~く見ると桜の花びらが
たくさん散り落ちてるようにみえません?

ずいぶん前に道路が
きれいに整備され

「まるで花びらが散ってるかのように」って
アスファルトにわざわざ白い石を混ぜて舗装したらしいです。

なかなか粋なはからいでしょ!

ただ残念なことに
桜自体が
そうとう老木になってしまい

さらに
宅地造成だので
大型ダンプが通って枝が折られ

道路際の建築との取り合いから
その幹は痛々しく切断されて
バランスを崩した
ヘンな形の木ばかり・・・

私が子供の頃は
空が見えないぐらい
桜の花のトンネルだったのにスカスカ。

ソメイヨシノは寿命が
せいぜい60年ぐらいらしいですが
名ばかりの 「サクラミチ」 になってほしくないなぁ・・・

工房桜.jpg
工房入り口の桜の木
がんばって!

月夜に桜 [散歩]

どこも自粛ムードで
桜祭りやってないね・・・

工房もいつもなら
天井にBLライトで光る“月と桜”が
通りがかりの人に、観えるようにしてるんだけど
今年は節電で止めてるの。

工房前の桜道も老木が多くなって
ずいぶん切られてしまったから
せめて夜桜でも・・・って
天井に満開の桜を描いたんだけどね。



今年の桜はどこも寂しそうだ。

先週、ササッと
長興山紹太寺の枝垂れ桜観て来たんだ。

お天気は“狐の嫁入り”
お日様さしてるのに雨模様。

枝垂れ桜の写真が
暗くてイマイチなので

紹太寺でいただいた松花堂弁当が
あまりに美味しくてUPします。

お弁当.jpg
黄檗(おうばく)普茶料理は
江戸時代に伝えられた中国の精進料理らしい。

三椏.jpg
なんか桜より目に留まってしまった
紹太寺三椏(みつまた)の花


弘前の桜祭りは今年も
被災地復興に向けて
頑張ってるんだよね。

りんごの剪定技術で
たくさんの花房をつけるらしい。


夜桜観たいなぁ・・・

http://www.choukouzan.com/

さくら さくらに桃の花 [散歩]

いつもなら
少し遠出して桜を観に行くのだけれど
今年の花見はすぐ近く
SH380326.jpg
金沢文庫 『称名寺(しょうみょうじ)』の桜

称名寺は鎌倉時代に
北条実時が開基した由緒あるお寺。

毎年 「称名寺薪能」が行われていて
今年で13回目になるらしい。

5月1日 17:30~

能「杜若」は“櫻間右陣”さん
狂言「梟山伏」は“野村萬斎さん”が上演。

当日券あるみたいだし行ってみようかな・・・

昨年の横浜150周年記念で
平橋・反橋が修復されたらしくピカピカ。
SH380338.jpg
水面に映る反橋はまさに虹の橋。

なんだか鎌倉時代にタイムスリップしたかのような
風情のあるお庭だ。

春と冬に夜間ライトアップされるらしい。


称名寺の裏には金沢山という
ちっちゃい山があるんだけど
そこの風景はなんとも不思議なの。

それこそ鎌倉時代の原風景って感じ。
SH380334.jpg
なんか映画に出てきそう・・・
そう! チャン・イーモウ監督 『LOVERS』の
後半の山をバックにした草原のシーン。
(そう言えばこの映画も大好きで3回観たっけな)
SH380336.jpg

思ってたより桜の数は差ほどでもなく
あまり花見した感じでもないけど

久しぶりに
ゆったり散歩できた一日でした。

SH380328.jpg
門の脇に植えられてた桃の花
ひとつの木から紅白の花が咲いてる。

踊るナッチャン [散歩]

あまり皇居の周辺は訪れることもなくて
こんな立派な噴水公園あったなんて知らなかった。

和田倉噴水公園

天皇陛下のご成婚を記念して造られたみたい。


打ち合わせ終わって、なんとなく立ち寄ったんだけど

マレーシアの夕暮れ時の水景のよう。

踊るナッチャン.jpg
ほんの束の間 リゾート気分のナッチャン

『イナバウアー!』というより

『キャ~!スッテン ボチャン[バッド(下向き矢印)]』 

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