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九月花形歌舞伎 (歌舞伎座新開場柿葺落) [映画・芝居]

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先々週末、新しくなった歌舞伎座で
新薄雪物語(しんうすゆきものがたり)を観賞。
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あらすじはこちら
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2013/09/post_64-Highlight.html

愛之助さん中心に
奴達のダイナミックな立ち回りも素晴らしかったけど

恋中の娘息子を想う父親達が
嫌疑をかけられたふたりを逃がして
身代わりに影腹切る。
最期互いに痛みを堪えながら笑う・・・

染五郎さん、松緑さんの絞り出すような声
切なすぎ。


三階席片隅
歯切れのよい“大向こう”

「音羽屋!」「待ってました 高麗屋!」

振り返ってみると 
‟山川静夫さん”

あの位置では花道見えないはずなのに
見なくても見えてるんだなぁ。
すごい。

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これぞ 幕の内弁当
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来年あたり工房スタッフ全員連れて
歌舞伎鑑賞予定しようっと。

‟夏の終わり”のシネコメ [映画・芝居]

久しぶりのシネコメ
夏の終わり.JPG
【夏の終わり】 http://natsu-owari.com/★★
正直・・・期待はずれ。
こんなに贅沢なキャスティングなのに
俳優さんが生かされてない気がする。
ずばり、この俳優陣の顔揃えを想い浮かべて
小説を読み直すと良いのではと思うほど
映画としては今ひとつ。
観客の年齢層高くて
あっちこっちから
イビキが響くのもいかがなものかと・・・

マンオブスティール.jpg
【マン・オブ・スティール】http://wwws.warnerbros.co.jp/manofsteel/index.html?home★★★
いや~
とにかく突っ込むのよ。
突っ込み過ぎて
いろんなもんがドンドン破壊されるんだけど
戦闘シーンが長すぎて
仕舞いにちょっと飽きてきちゃった。
CGが凄過ぎて
【ガッチャマン】と一緒に観なくて良かったかもね。

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【マジック・マイク】http://magic-mike.jp/★★★
俳優チャニング・テイタムの実話に基づいた
サクセスストーリーを映画化。
やはり、日本の女の子も肉食系が増えてきたのかな。
観客の女子率高いのにビックリ。
確かにマッチョのストリッパーの踊りは圧巻。
めちゃカッコよかったけどね。

最後のマイウェイ.jpg
【最後のマイウエィ】http://www.saigono-myway.jp/index.html★★★
「マイ・ウェイ」と言えば‟フランク・シナトラ” なんだけど
実は“クロード・フランソワ” という
フランスのミュージシャンの曲だったんだね。
その彼の波乱に満ちた生涯を映画化。
知らなかったから、ふ~んって感じ。

ギャツビー.jpg
【華麗なるギャツビー】http://www.gatsbymovie.jp/★★★★
まぁ、ゴージャス!
タイトル通り まさしく“華麗”
その反面
ラストがなんて切ないの。
女も男も馬鹿な生き物
でも馬鹿だから
魅力的なんだよなぁ~って思わせる映画。

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【少年H】http://www.shonen-h.com/★★★★
やっぱ水谷夫妻がいいね~。
「あなたへ」の降旗康男監督だし。

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【トゥ・ザ・ワンダー 】http://www.tothewonder.jp/★★★★
なんか長~い詩を聴かせられながら
イメージ映像をずっと見せられ続ける感じ。
オルガ・キュリレンコがとてつもなく美しいから
飽きずに観れたけど・・・
まぁ嫌いじゃないけどね。
テレンス・マリック監督映画は
眠くなる人多いかも。

嘆きのピエタ.jpg
【嘆きのピエタ】http://www.u-picc.com/pieta/★★★★★
惨忍、エグイ、
だけどいい。
美しく、切ない曲の使い方がもうたまんない。
残虐さが際立つ。
やっぱ、韓国映画恐るべし。

グランドマスター.jpg
【グランド・マスター】http://grandmaster.gaga.ne.jp/★★★★★
映像の切り取られ方が
なんてシャープで美しいんだろう・・・
鳥肌立つ感じ。

風が立つ,生きようと試みなければならない [映画・芝居]

風が立つ.JPG
“Le vent se lève, il faut tenter de vivre”

昨年
ある人の結婚披露記念に製作して
作品の最後に彫り込みました。

それまで大切な人と苦難を乗り越えて
これから先もがんばって・・・
そんな気持ちを込めて。


昨夜もまたレイトショーで
《風立ちぬ》を観てきました。

0戦を設計した堀越次郎と
「風たちぬ」の堀辰雄の人生をミックスした主人公。

ただ美しいものを作りたくて出来上がったのが0戦
そしてそれは醜い戦争に使われ一機も戻ることはなった。

ただただ きれいなものが作りたい
そして誰かに喜んでもらいたい・・・
私もそんな想いで
常に製作に挑んでいるけれど
必ずしも そのきっかけとなるものも
目的も
そうでなかったりする。

その矛盾にガッカリもし
淋しい気持ちにさえなる。

ただ
絶好なクリエイティヴなチャンスは
極端に真反対なところに
存在するものなのかもしれない。


尊敬して止まない
レニ・リーフェンシュタールのように。
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SSFF2013 [映画・芝居]

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今年も《ブリリア ショートショートフィルムフェスティバル》アワードセレモニーが
明治神宮会館で行われました。

SSFF & ASIA は15周年、10周年をむかえ

会場は緊張の中にも
主催の別所さんはじめ
スタッフの方たちみなさんの
喜びに溢れた雰囲気がただよってました。

司会はいつものクリスペフラーさん
そしてリーザさん
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もちろん!
グランプリトロフィー製作させていただきましたよ。

今年のグランプリは
イギリスの《ガブリエル・ゴーシュ》監督作品
『人間の尊厳』(原題:THE MASS OF MEN)が受賞です。
グランプリトロフィー授与1.JPG
受賞発表は審査にあたられた
俳優の宝田明さんでした。
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宝田さんからトロフィーを受け取った
ガブリエル・ゴーシュは監督は

「僕のスピーチをこれで測れるね」

なんて言ってくれて
嬉しそうにトロフィーを何度もひっくり返したりして。

そう!フィルム上映 規定時間の
“砂時計”が内蔵されてるからね。
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25分計だけど。

グランプリ1.JPG
最後は別所さんがしっかり〆てくださって
ステージには今回ノミネートされた監督さんたちが
全員上がって幕がおりました。

2時間半があっという間に過ぎちゃった・・・


みなとみらいの《ブリリア ショートショート シアター》では
6/16 まで
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2013」を開催中です。

ちなみに
受賞作品は6/19~7/15まで上演してますからね。

皆様 是非ご観覧ください。
http://www.brillia-sst.jp/
http://www.shortshorts.org/2013/index.php

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〈ブリリアショートショートシアター設計者の吉村さん撮影〉

「おのれナポレオン」 [映画・芝居]

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舞台「おのれナポレオン」
天海祐希さんが心筋梗塞で降板
宮沢りえさんが代役に。

どちらも好きな女優さん。

たった2日の稽古でどうにかなるのかと
誰もが思ったに違いないのに
みごとにやってのけてしまうから凄い。

正直、三谷幸喜作さんの演出は
今ひとつ自分には合わなくて
(蜷川さん、いのうえさん演出観ちゃうと なんか物足りない)
ただ、いつも贅沢なキャスティングで
役者さん観にいく感じ。

実は先月末
天海祐希バージョン観たばかりだったのね。

この際
宮沢りえバージョンもちょっと観てみたい感じ。

それにしても
心筋梗塞・・・他人事じゃないな。

今ひとたびの修羅 [映画・芝居]

今ひとたびの修羅1.jpg
『今ひとたびの修羅』
http://www.siscompany.com/shura/

『人生劇場』でございます。

あ~見逃さなくてよかった。

劇団☆新感線ファンクラブ経由で
申し込んだのに抽選落ち。

渋々B席でも良いからと
なんとかチケット手に入れた。

二階席の最後列
それも端っこ。

新国立の中劇場は
意外に舞台から客席までの距離が近い。
問題なく堪能できた。

キャスティングすばらしかった。

そして、いのうえさんの演出
なんて美しい・・・

後半の“宮沢りえ”演じる芸者「おとよ」。

傷心した後ろ姿が降りしきる雪の中に
消えていくシーン・・・
儚い。

中劇場って 奥行きが有るから
遠く遠く消え行くの。

回り舞台の使い方も流石。
距離と時間の経過を見事に表現。

メインテーマ曲は“alan”
もうたまんない。

「レッドクリフ」「必死剣鳥刺し」「BALLAD 」といい
マジ切ない・・・泣く[もうやだ~(悲しい顔)]

良心? [映画・芝居]

先日、工房に“愛犬ケンケン”が
来たからではないんだけど
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『ひまわりと子犬の7日間』
http://www.himawari-koinu.jp/index.html

春休みで子供が大量・・・

映画そのものは
予告編どおりで
普通に泣ける感じ。

とにかく犬の演技が巧い。

隣の小学生の女の子が号泣してて
その子にもらい泣き。

実に人間とは身勝手な生き物で
それでも
そのことで生じたことに
その落とし前をつけなきゃいけないと
必死にくい止めようとする人間もいる。

‟いたちごっこ”のように見えても
少しづつ変えていくのが
人が生まれてくる意味の
ようにも感じるけど・・・

この前に観た《フライト》も
良心を問われ
自分を変えることで
心の安息 ほんとうの自由が得られる
みたいな内容。
http://www.flight-movie.jp/★★★

人間は業が深い・・・んだって。

良心って・・・?



プラチナデータ★★
http://www.platinadata.jp/index.html

相棒シリーズ X DAY★★★★
http://www.aibou-xday.jp/

“ DJANGO ” ジャンゴ 繋がれざる者 [映画・芝居]

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http://www.sonypictures.jp/movies/djangounchained/

アァ~~~
オモシロすぎる~!
あれだけの半端ない流血シーン観た後で
爽快な気分で映画館をあとにすることが出来るのは
タランティーノ監督ならではだね。

今回
賞金稼ぎの歯科医役を演じた
“クリストフ ヴァルツ”という俳優さん
すごく好きなの。

『イングロリアス・バスターズ』に続く二回目の
アカデミー賞助演男優賞を受賞だって。

あの時も
狡猾で残忍なナチス将校役で
悪役なのに凄く魅力的だったしね。

復讐に燃える黒人奴隷ジャンゴ役の
“ジェイミー・フォックス”がカッコイイ!

ベタな西部劇シュチュエーションに
お馴染みのキザなセリフ。

登場人物それぞれが
中途半端じゃなく
悪役なんか めちゃ惨忍非道だし
ヒーローはどんなに叩きのめされても
挽回しちゃうし
白黒はっきりしてる感じが
観客をスカッとさせるんだよね。

ここ最近観た映画で一番のオススメかも。
流血苦手な人は注意[がく~(落胆した顔)]


これもOK!
★★★★『脳男』 http://www.no-otoko.com/
★★★『ストロベリーナイト』 http://www.strawberrynight-movie.jp/index.html
★★『横道世之介 』http://yonosuke-movie.com/
★★★『世界にひとつだけのプレイブック 』http://playbook.gaga.ne.jp/

『リッチ―との一日』 人を思う心が自分を救う [映画・芝居]

バレンタインデーから
もう一週間・・・

2/14 毎年恒例【ブリリア ショートショート フィルムシアター】
5周年記念パーティーにおよばれしました。

ポルタのリニューアル式典でご一緒した
西区の大久保区長もいらしてて

少しづつこのシアターも横浜に認知されてきていて
知ってるお顔が増えて嬉しい。

別所さんも相変わらず素敵でした。
昨年の披露宴の時は
ほんと優しいパパのイメージだったけど
お芝居の役作りかしら?
ちょっとワイルドな感じでした。

いつも別所さんセレクトの短編映画を2,3本
観せていただくのですが
この時も
SSFF & ASIA 2012 オーディエンスアワードを受賞した
『リッチ―との一日』という
可愛らしいとても利発そうな
女の子が主人公の映画を鑑賞しました。

それがなんと!
今年の米国アカデミー賞短編実写部門にノミネートされたんですって。
Cufew.jpg
シアターでは
急遽上映中らしいですよ。
よかったら観に行かれてください。

人を思う心が自分を救う・・・


知らない方も多いと思いますが
短編映画を観るだけじゃなく
ここ 貸切ることが出来るんです!

初めてのプロポーズとか
結婚式とか
大画面でDSふたりでやるとか・・・
自由に個人のイベントで使えるの。

ラウンジの展示も無料。
http://www.brillia-sst.jp/


『希望の国』『ふがいない僕は空を見た』 [映画・芝居]

キネマ旬報ベストテン入りしてた
うち4本も観そびれていて

そのうちの2本が本日《シネマ・ジャック&ベティ》で上映と聞き
慌てて夕方観に行ってきた。

園子温監督最新作 『希望の国』
http://www.kibounokuni.jp/

タナダユキ 監督 『ふがいない僕は空を見た』
http://www.fugainaiboku.com/

映画と映画の間が5分ぐらいしかなかったうえ
内容がどちらもヘビー・・・ちょっと疲れた。



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