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正月休みのひとり言 [思うこと]

お正月三が日も過ぎて
今日からお仕事してる人もいるんでしょうね。

ウチの工房は昨年末
盆休みも取れなかったりしてるので
ゆっくりと仕事始めは7日から。

私は年明け提出の宿題があるので
自宅に持ち込んで今日あたりから
ボチボチとエンジンかけ始めてます。

それにしても
大晦日から三が日にかけて
なんだかいつもより
のんびり過ごしてるような。

いつもなら12/29~1/3は集中してノルマのように
映画観賞一日に2~3本ぐらい
観ちゃうペースなんだけど

昨年末まとめて
北カナ、のぼう、大奥、その夜の侍、ワンピース、レミゼ・・・ぐらいかな。

新年、何も観れてない
だいぶ観そびれてるのもあるんだよね。

《レ・ミゼラブル》はちょっと覚悟して観た方がいい。
http://www.lesmiserables-movie.jp/

もう~‟磔”状態って感じで
観てる方を見動きさせないぐらい
これでもか これでもかって
歌・歌・歌・・・で攻めてくるからね。

もちろん素晴らしんだけど

ミュージカルのような
セリフや踊りの間がほとんどなく
濃厚に感情移入され歌と
役者のどアップが連続するので
ちょっと疲れた。

この直前に観てたのが
《ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット》で良かったよ
これはアタマ からっぽにして楽しめた。
http://11ch.tv/sapporo/mvdetail.php?lang=jp&no=1044


実は三が日 映画に行かず
母とあちこちのスーパー銭湯へ行ってたんだよね。

ナチスの収容所をイメージするぐらい
ガリガリの母の背中を流しながら
あと何回ぐらい来れるかなぁ・・・
ちょっと淋しい気持ちに。



全然 話は変わるけど
初夢みましたか?

私ね、良いんだか悪いんだか

どこの子かわかんない赤ちゃんを
仕事しながら必死に
使命感もって育ててる夢みた。

なんだろね・・・
なんか新年早々 意気込んでる?私

いざとなれば・・・ [思うこと]

ただいま~今日も疲れたにゃ・・・
お風呂の前にBLOGチェックしよう。


いつも工房は
J-WAVEが流れてるの。

[ このまま、地球温暖化が進むと今世紀中に
パンダの主食であるササが激減し
生息の危機に陥ると予測されます・・・]


『エッ~アイツ等たしか 肉も食べんじゃなかった?』

『そう、本来雑食らしいですよ~』

『だいたい、お腹すけばなんでも食べるもんよね』


そう・・・私が小学生の頃
父がピラニアみたいな肉食の熱帯魚を飼ってたの。

金魚しか食べなくて
水槽が汚れるし
一々、生金魚買ってくるのも大変なんだよね。

試しにとチーズやったら
見向きもしなくて
怒った父はゲンコでその魚を殴ったの。

そしたら噛みついてきて
さらに激怒した父は
水槽ごと外に放り投げ

もちろん水槽は割れて
魚はしばらく
炎天下でピチャピチャ状態。

かわいそう!お願い水に戻してあげて・・・

急いで母と水槽を買って戻ると
さすが生命力のある魚だね
ちゃんと生きてる。

ここからが凄い!

父が水槽に手を入れても
決して噛みつかずにそっぽ向くの。

そしてなんと!
チーズも食べるようになった。


だからパンダだって
いざとなれば
何だって食べるわよ。

いつから笹しか食べなくなったんだい?
痛い思いでもしたの?


そうそう
パンダで思いだした!

こないだビックリしたの。

南紀白浜のアドベンチャーワールドっていう動物園
パンダ12頭もの飼育に成功してるんだって。

立て続けに双子生まれてるらしい。

中国に戻したりして
それでも7~8頭いるらしいよ。

上野動物園のあのパンダ騒動思い出すと
あれ、なんだったんだろうね?


やっぱパンダも
なにかと都会は辛いかなぁ・・・


赤秋の宴 [思うこと]

工房の玄関先に飾られたこのブーケ
素敵でしょ!
テッチャンブーケ.jpg
ちょうど一週間前・・・
それはそれは夢のような披露宴が
都内のホテルで執り行われました。

光栄なことに私もお招き頂いて
帰り際、会場に飾れていたお花をいただきました。

さてさて誰の披露宴かな・・・?
祝い茶と華ふうせん.jpg
引き出物にいただいたこのお菓子
京都の老舗 末富の《華ふうせん》という
麩焼せんべいです。

そう言えば先月の未生流笹岡の交流会で
ちょうど末富の社長にお会いしたばかり。
なんだかご縁がありますね。

焼き印をよーく見てください。

そう! あの方の披露宴です。

熟年の結婚披露宴って凄くいいって
つくづく思いました。

すでに いろんな出来事を
いくつか乗り越えて
信頼と感謝の気持ちが
すべてに溢れている・・・

心が熱くなるような
とても感動的な時間が流れていました。

近頃の若者達は入籍だけで
あまり豪華な披露宴とかに
関心ないみたいだけど

あとから“大人の披露宴”と言うのも
なかなか良いと思うの。

愛が深くなってから・・・


披露宴の詳細は
参加された業界の方のツイッターやブログに紹介されてたりするので
関心のある方はそちらへどうぞ。

いよいよ開場.jpg
いよいよ開場

紅葉に囲まれた会場.jpg
紅葉に囲まれた“赤秋”の会場

フラワーレリーフ.jpg
バラで埋めつくされたフラワーレリーフ

糸ちゃ~ん! [思うこと]

もうかれこれ
20年近く前にはいてたドレスパンツ。

もういい加減ウエストがきつくて・・・
ただ捨てるのも もったいなくて
なんたって
今は無きブランド《カール・ラガーフェルド》なんだもん。

”カール・ラガーフェルド”ご本人はご健在で
今もシャネルのデザイナーだけど
自分のブランドをトミー・ヒルフィガーに売却しちゃったんだよね。

じゃ、シャネルブランドの服に
カールのデザインが反映されてるのかって言うと
自分のブランド《カール・ラガーフェルド》の
洗練されたシャープなシルエットは感じられないんだよなぁ・・・
やたら高いだけで。

とにかくブランドがなくなったとき
かなりショックだった。

まっ、それはそうと
とにかく 何としても
古かろうが何だろうが
直してでも着たいと思ってて
近所の百貨店のリフォームに相談してみたのね。

若いオネエチャン店員が出てきたんだけど
やるきないって言うか
「あ~・・・むずかしいですね・・・」

素人ながらに
「ほら、ここダーツこれだけあるし
ここほどいて・・・ここ縫いこむとか・・・」

「う~ん・・・一応スタッフと相談してみますが・・・
確実に出来るとは・・・」

だったら 痩せれば?
と言わんばかりのチョーネガティブな対応に
ガッカリして速攻引き上げたよ。

子供の頃は
近所に洋裁やってるオバちゃんの一人や二人いて
洋服縫ってもらった覚えがある。

あのオバちゃんたちは
どこに行っちゃったんだ・・・“糸ちゃ~ん”


ネットで調べ
百貨店だの駅前だのという利便性の良いところでなく
離れた住宅地にあるリフォーム屋さんを探す事にした。

すると
あった!あった!
駅から離れた川向こうに。

早速、電話して向かうと
古~い
どう見ても築40年っていうアパートの二階。

手書きの看板《洋服のお直し》
これ!この感じ。

狭い鉄の階段上って扉をたたくと
中から
とても品の良い白髪のご婦人が出てきた。

「すみません・・・
むずかしいって断られちゃって・・・コレなんですけど」

「うちは断ったことなんかないですよ。
あら、別にそんなむずかしくなんかないじゃない」

「いや、ここがもういっぱいだから出せないとか・・・」

「大丈夫。ここをこう斜めに縫って・・・出来ますよ」

なんとも頼もしいお言葉。

本来なら1週間だけど
秋口は混むらしく10日間で直してくれるらしい。


百貨店のオネエチャン
きっと
服飾の専門学校とかで勉強して
自分でデザインした服が作りた~い!
みたいな感じで学校も卒業し
とりあえず就職したものの
実際は服の仕立てのチャンスなんて
今時 無いと思うんだよね。

だからさぁ
「パンツ・スカートの裾上げばかり」
なんて愚痴ってないで
脳みそフル回転で
難しいことでもチャレンジすべきだろ。

もちろん百貨店の中に入ってるから
人のもん預かるわけだし
いろいろトラぶっちゃまずいのかもしれないが。


自分の可能性を自分で否定して
道を狭めている・・・

テクニックの問題や経験の有り無しではなく
目前のテーマに貪欲に取り組む
好奇心と勇気をもっと持たないと・・・

余計なお世話だけどね。

返し縫 みたいに [思うこと]

先日 横浜西口にある母校
《神奈川学園》に行って来ました。

文化祭で また
さいとう製菓の”かもめの玉子”と
会津自然塾の有機野菜を
PTAの方達が販売してくれたんです。

あの震災から二年目の活動だけど
少しでも復興の役に立ちたいという後輩、PTAの
変わらない気持ちがほんと嬉しいです。


あっという間にもう10月・・・
去年の今頃は
発狂状態で横浜ポルタの製作に追われてたなぁ・・・
今年も年末までバタバタと制作が続きます。

15,6年前に作って
母校のエントランスの壁に
飾っていただいた作品があるんだけど

だいぶ金箔の剥がれが目立つので
今いる在校生と一緒に
修復することをこの夏提案してました。

工房があまりに立て込んでいたので頓挫してて
それが今年中に出来ると良いなぁ。

作ったときのことを思い出しながら
修復というより
新しく蘇らせる。


よく・・・かつて作った作品を見てて
励まされたり
新たな発想が閃いたりします。

振り返らずに前だけを・・・

たまには振り返って
流されて忘れかけてた”ものこと”を
拾い集める作業も必要だって
近頃 思います。

お裁縫に例えるなら
”返し縫い”みたいにして前に進む。

あれ?
これって三歩進んで二歩下がる?じゃん。

ハマのら.jpg
《窓辺の語部》より-14年前 横浜西口ダイアモンド地下街に棲みついたノラ猫

飢餓状態に身を置くこと [思うこと]

先週の金曜日のNHK「あさイチ」
なかなか面白かったなぁ。

ゲストは今注目株
役者として幅広く活躍中の“小栗旬”くん

明日から始まる
月9の主演ということもあってか (番宣?)
ここ最近 いろんな番組でよく見かける。


とても自然体で
ハニかんだ感じがすごく好青年なんだけど

面白かったのはその好・青・年に
演出家“蜷川幸雄”さんがVTRで
辛口のダメだしを容赦なく
浴びせてるのが最高によかった。


「・・・小栗旬は、見るからにはみ出していて
反抗的な感じがすごくいい。

だから《カリギュラ- 蜷川シェイクスピア》は
彼にふさわしかったし

偉大なるカミュの言葉なんて
彼はほとんど理解せずに叫んでいたに違いないが
それでも良かった。

しかし、今の小栗旬は良くない。

ちょっといい、ちょっとカッコいい、ちょっとステキ・・・
そんな役ばかりで飢餓状態にない。

もっと餓えてなければダメだ。

もっと堕ちろ!墜ちろ!おちろ!

その時がオレの出番だなって

言ってるんだよね。」


蜷川さんの言葉が
きっちり拾えてるかわからないけどこんな感じ。


プライベートも仕事も
すべてが順風満帆のように見える旬クン

あの抉るように煽るコメントは
やはり蜷川さんじゃなきゃ言えないね。

本人も自覚あるみたいで
‟もがいてる最中”だと話していたけど

私もちょっとイイお兄さんより
そうとうなワルを観てみたい。

《時計仕掛けのオレンジ》にしても
《スマイル(ドラマ》の不良役にしても
殺気を感じさせる演技に魅力を感じるなぁ・・・


そう言えば先月
劇団☆新感線の《シレンとラギ》
観たんだけど

主人公 シレン“永作博美”さんも
ラギ“藤原竜也”くんもスッゴク良くて

特に藤原くんは
彼の存在感だけで
舞台の質が変わってしまうような
オーラが出てた。

演出家“いのうえひでのり”さんの
蜷川さんに対する
オマージュ的な演出もあったりして(?身毒丸)
観てる方も気が抜けないの。

それと
とっても光ってた役者さんがもう一人!

ゴダイ大師役の“高橋克実”さん

狂気的なカリスマなんだけど
その凄味に もうビックリ!

声が素敵な役者さんではあったけど
ドスのきいたセリフまわしに
悩殺されそうになった・・・

というのは大袈裟だけど
最高にカッコよくてセクシーだったの。

朝の“梅ちゃん先生”のお父さん役とは
まったく違う。



旬クンにもカッちゃんにも
ゾクッとするような
狂気的で
極悪非道な役を演じてもらいたい。

北野映画とか出ないかなぁ・・・



それにしても
飢餓状態か・・・
他人ごとじゃない。

シレンとラギ.jpg
http://www.shiren-to-ragi.com/

マナーとホスピタリティーの際どい関係 [思うこと]

「近ごろの若者はマナーを知らない」
とかよく言われてるけど

先週、桜木町のコレットマーレに
映画観に行った時のこと。

6階の映画館に上るエレベーターで
20代の若いカップルと乗り合わせたのね。

エレベーターに乗ったのは私と彼らの3人だけ。

他愛も無い会話に
まぁ、楽しそうだこと
ペチャクチャ、イチャイチャ・・・

きっと一緒にいるだけで
楽しいのよ・・・
そんな彼らの後姿を
眺めているうちに6階到着。

まず彼女が先に降りて
その後を追うように男の子が・・・

その時
ふっと見ると、その男の子の片手が
エレベーターが閉まらないよう
扉を押さえてるじゃない。

そして私が出ようとした瞬間
手を放したの。

ヤツに取っては習慣なのかもしれないが

(えっ!カッコいいじゃん!!!
オネエサンに、こんな気づかいしたらあきまへん。
惚れてまうよ~!)

彼女だけにではない
さりげない優しさ。

思わず女の子の後ろ姿に
太鼓判押してあげた。

(彼ならOKよ!) 



工房の“チャル坊”も日頃から
お姉様たちにあれこれと
厳しく指導されていて

先日も私との同行があって
やれ、車に乗る時の席順だの
エレベーターの立ち位置だの
いろいろ話してあげる一方で
内心・・・

( 古くさ!これって・・・クソだな (失敬!)

だいたい車の後部座席って
奥まってて乗りにくいし
助手席の方が視界もひらけて
ゆったりしていいよね。

後部座席だからって命の保証もないしさぁ。

エレベーターの扉に
挟まれる確立の方が高いわけで。


マナーとホスピタリティーって
際どい関係にあるのかもしれない。



チャル坊には
何がカッコよくて
何がカッコ悪いかを
教えてあげればいいのかな。



それにしても・・・
つまんなかったなぁ~。

アン・ハサウェイ主演の映画
『ワン・デイ 23年のラブストーリー』

映画にする必要あったのかなぁ?
テレビドラマのサイズだろ。

エセメール [思うこと]

昨日久しぶりに銀座に出た。

友人が以前から
『とにかく観てきて』と言うもんだから
すっかり忘れていた
銀座の“フェルメールセンター”行ってきたよ。

その友人
すすめるくせに良いとも悪いとも言わないから
かなり怪しいとは思ってたんだ。

絶賛してる人が多い中
こんなこと言うのもなんですが
やっぱ想像以上に
カネの匂いがぷんぷんする展示だった。

大学生の頃
イルカの絵を前にキレイなお姉さんから
永延と説明受けて
買いそうになってた男友達を思い出したよ。


やれやれ・・・

もうすぐ本モン来るしさ
そっち観ようよ。


この方の端的な記事を支持します。
http://images2.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-33ec.html?cid=69775619#comments

魚よ・・・ [思うこと]

自信もないのに
前だけ向いて
押し流されるように仕事をしていた頃

『もう疲れた・・・』と友人にメールしたら



魚にはなぜさまざまな形があるのだろう
潮のさまざまな愛撫の形をよけてきたからだ
海よ おれたちはいつまで泳ぎつづけるのか
魚よ 始めから終りまでだ



吉本隆明様・・・

今日
大切なあなたを失った友人に
私はただただ
沈黙するしかありません。

どうぞ心安らかにおやすみください。


BORN TO WIN [思うこと]

近ごろ “昭和の時代”に育って
良かったなぁ・・・って思うの。

子供の頃をふり返ると
すべてが
とっても元気で
みんなが前を向いていた気がする。

今でこそ
当たり前のようにあるいろんな物が
不足していて
不便だったんだろうけれど

それを埋めていこうとするエネルギーが
生産者にも消費者にも
社会全体に満ち溢れていていた。

たぶん不自由であることから
何かを勝ち取ることに
人間は喜びを感じるんだよね。


今はもうこの世にいなくて
様々に影響を与えてくれた人がいて

私に残した言葉

BORN TO WIN

ずっと意味がよくわからずに
ただ叱咤激励程度に
受け留めていたけれど


今はよくわかるよ。


満たされる事に甘んじてては
生きてないって。


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