生きてる証

昨夜 とても嬉しいメールが届いた。

昨年末から 春先にかけて作品を納めたプロジェクトの
設計担当の女性 Kさんから

9月に出産したという
かわいい男の子の赤ちゃんの写真が送られてきた。

つぶらなお目め
ママ ソックリ！

プロジェクトも一段落して、Kさんからオメデタのことを聞いた時は
ほんとうに、よくがんばってたから 自分のことみたいに すごく嬉しかった。


ちょうど赤ちゃんが生まれるぐらいの
働き盛りの年代とのお付き合いが多いせいか
私のパソコンの『BABY』フォルダーには、いろんな赤ちゃんが大集合している。

仕事の打ち合わせがてら
「おっきくなったでしょ？夜泣きしない？」
なんていう会話も、男性ならできても

女性の場合、よほど会社が寛容じゃないと
なかなか復帰に時間がかかるみたいで
「どうしてるかしら・・・」と案じてたりする。

産休明けて電話越しに復帰の声が聞けると
ほんと嬉しい。



先日、数週間前に録画しといたTVドラマ 『働くゴン！』を観た。

ひとりで泣き笑いしてた。


ふたりの小学生の男の子を持つ 売れっ子報道記者　
“権俵よし子”こと 通称“ゴン”。

11年間 家事育児を夫にまかせっきりで、とうとう逃げられ
突然、家事に　育児に ハードな仕事に と奮闘しながら

「女性が働く」ということは何かを 問うストーリー。


私自身、シングルマザーで
保育園（学童保育）→実家→ベビーシッター
たらい回しに子供を預けて仕事してきた。

常に後ろ髪引かれながら、罪悪感みたいなものに苛まれ

『この子たちが不良になったら 私のせいだよなぁ。
・・・覚悟しよう 』

それでも続けてきたのはなぜだろう・・・



主人公 “ゴン”に 子供たちが問う。

弟 　「どうして働くの？」
兄 　「俺達を育てるため・・・お金のためだよ」


ゴン 「強くなるためだよ。
　　　ふたりのために、もっと強くなる
　　　
　　　働くということは、生きることなの」



そう・・・
自分らしく生きてる証なの。